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萱和磨 メダリストの意地 あん馬で銀“絶対に失敗しない男”の本領発揮「次は金を」

 「体操・世界選手権」(23日、北九州市立総合体育館)

 種目別決勝1日目が行われ、男子あん馬では東京五輪銅メダリストの萱和磨(24)=セントラルスポーツ=が14・900点で銀メダルを獲得した。同種目では15年グラスゴー大会の銅に続き、2度目のメダル。男子床運動では萱和磨は6位だった。

 日本の元気の象徴といえる24歳が、五輪に続く勲章を手にした。萱はあん馬で冒頭、F難度の大技ブスナリを決めると、中盤の負荷の高い移動技もしっかりとこなし、冷静に着地までまとめきった。

 堂々の銀メダルに「やるべきことはやった」。演技後は両腕を突き上げる代名詞のガッツポーズ。有力選手にミスが多発する中、“絶対に失敗しない男”の本領を発揮した。

 東京五輪のあん馬で銅メダルを獲得。団体では中心選手として銀メダルに貢献し、「近所のニトリで声を掛けられるようになった」と名を売った。五輪後、多くの選手がモチベーションの維持に苦しむ中、今大会を「パリ五輪へのスタート」と位置付けて全力投球。特にあん馬は一日も休まず練習を続けた。

 「五輪メダリストのプライドがあった。五輪は狙って取れたものではない。今回メダルを取れば本物だと思った」。たゆまぬ努力は実を結んだ。3年後のパリまで歩みは止めない。「次は金を」。萱の野心は尽きない。

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