高梨沙羅が5年連続7度目V 1本目3位から逆転「集中してやるべきことをできた」
「ノルディックスキージャンプ・全日本選手権・ノーマルヒル」(22日、宮の森ジャンプ競技場)
女子は18年平昌五輪銅メダリストの高梨沙羅(25)=クラレ=が90・5メートル、90・5メートルの合計236・1点で、5年連続7度目の優勝を果たした。男子は小林陵侑(24)=土屋ホーム=が制した。
9度目の五輪出場を目指す葛西紀明(49)=土屋ホーム=は22位だった。
高梨は今大会から鶴、雲、山岳などが描かれた新ヘルメットを着用。1本目を終えて3位で、「新しいヘルメットになってなかなかいいジャンプが見せられなかったのが一番残念」と振り返ったが、2本目のジャンプは「集中してやるべきことをできた」と、逆転優勝につなげた。