ビーチバレー 虚偽申請の第三者委員会立ち上げへ 国際大会キャンセル手続きで

 日本バレーボール協会は14日、都内で理事会を開催し、ビーチバレーの国際大会へのキャンセル手続きの際に担当役員が診断書を偽造していた件について、第三者委員会を立ち上げることを決めた。

 経緯としては、20年1月に開催されたビーチバレーワールドツアー男子のイラン大会に参加申請していた1チームのキャンセルを同協会がキャンセル変更期日までに行わなかった。期日内にキャンセルが完了されなかった場合、選手に対してペナルティーが課せられる。回避するためには申請書、診断書、旅行証明書が必要で、五輪代表選考が進む重要な時期であり、選手に対して不利益を与えることはできないと判断し、虚偽の申請を行っていた。

 嶋岡健治会長は9月下旬に同件について把握したとし、その後コンプライアンス委員会に処分の判断を仰ぎ、その内容をこの日の理事会で報告。理事会から第三者委員会を立ち上げることを指示されたという。嶋岡会長の監督責任が問われるが、自身の進退については明言を避け、「第三者委員会を早急に立ち上げて、なんとか年内いっぱいには報告する形を取れれば。なるべく早く結論を出せるように努力をして行きたい」と話した。

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