バレー代表監督 女子は真鍋氏が監督復帰、男子はブラン氏昇格「どちらも実力がある」

 日本バレーボール協会は14日、オンラインで理事会報告会を行い、女子日本代表監督に12年ロンドン五輪で銅メダルに導いた真鍋政義氏(58)が就任すると発表した。男子監督は東京五輪でコーチとして29年ぶりの8強進出に貢献したフィリップ・ブラン氏(61)が昇格し監督に就任。同日に都内で行われた理事会で承認された。

 現在、Vリーグ女子1部のヴィクトリーナ姫路でオーナーを務めている真鍋氏は、2009年から女子代表で指揮を執り、12年ロンドン五輪では銅メダル獲得に貢献。16年リオデジャネイロ五輪後に退任し、約5年ぶりの復帰となった。

 ブラン氏は04年アテネ五輪でフランス代表監督を務め、14年にはポーランド代表のコーチとして世界選手権を制覇するなど経験豊富。東京五輪では日本男子代表のコーチとして29年ぶりの8強進出に導いた。

 2人の新監督について、嶋岡健治会長は「どちらも非常に実力のある方。(24年の)パリ五輪までこの2人に采配をふるってもらう」と報告。「今はパリ五輪を目指すことが1番のミッション。短期で時間が無い中で(チームを)作っていくので、なんとかパリまで任せていきたい」と話した。

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