全日本ジュニア女王・松生理乃が女子2位 シニア1年目「守りに入らず自信持って」
「フィギュアスケート・ジャパン・オープン」(2日、さいたまスーパーアリーナ)
昨年の全日本ジュニア選手権を制した松生理乃(16)=中京大中京高=は135・12点で樋口新葉に続く女子2位だった。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は回転不足で認められなかったが、その後はルッツ、ループなどの3回転や連続ジャンプなどを決めた。
昨季はジュニアながらNHK杯3位、全日本選手権4位と躍進し、今季シニアに転向。トリプルアクセルはこれまで転倒や両足着氷しかなかったため、この日は「試合で右足で立った(着氷した)のは初めて」と手応えを感じた様子だ。北京五輪シーズンの今季を見据え「(シニア)1年目で挑戦者。守りに入らず自信を持ってやっていかないといけない。いろんな面で強化が必要」と前向きに語っていた。