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沢野大地がラストジャンプ 5m20の7位で現役引退 五輪3大会の日本記録保持者

 仲間に胴上げされる沢野大地(撮影・高部洋祐)
 競技後、愛娘を抱っこする沢野大地(撮影・高部洋祐)
 最後の跳躍を終え、感慨深げな表情を見せる沢野大地(撮影・高部洋祐)
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 「陸上・全日本実業団対抗選手権」(25日、ヤンマースタジアム長居)

 男子棒高跳びで5メートル83の日本記録を持つ沢野大地(41)=富士通=が現役最後の試合に臨み、5メートル20で7位だった。リオデジャネイロ五輪7位の沢野は、日本選手権優勝11度、五輪3大会、世界選手権に7度出場。長年競技をけん引し、今季限りでの引退を発表していた。

 ラストジャンプを終え、観客から拍手がわき起こると、沢野は手を上げて応えた。試合後は「41歳まで競技を続けられて感謝している。元気な体で若い選手と跳ぶことができて、幸せな人生だった」と満足げに語った。

 競技の現状を「若い選手たちが力をつけてきていて、(5メートル)40~70を飛ぶ選手がたくさん出てきている。全国のコーチの方々が努力されているたまもの」と頼もしげに見つめる沢野。これから世界と戦う後輩たちには「記録も大事だけど、五輪、世界選手権、ダイヤモンドリーグを通じて強さを身につけてほしい」と、自身が挑戦した国際試合の転戦によって身につけたタフネスを伝えたいという。

 今後は母校の日大などでこれまで兼務してきた後進の指導に専念する。「指導者として教員としてしっかりと自分自身が成長したい。指導者としてはこれからなので、勉強しながら選手と向き合って、強さを持った棒高跳びの選手を育てたい」と新たな夢に向かう。

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