昨季最下位の近大が日本一の天理大から大金星 関西大学ラグビー

前半21分、植田のトライを喜ぶ近大フィフティーン(関西ラグビーフットボール協会提供)
前半21分、トライを挙げる近大・植田(関西ラグビーフットボール協会提供)
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 「関西大学ラグビー、近大23-7天理大」(19日、ヤンマースタジアム長居)

 2試合が行われ、昨季リーグ最下位の近大が全国大学選手権で初優勝し、リーグ6連覇を目指す天理大を23-7で下す金星を挙げた。終始リードを保つ展開で、16年から続いた天理大の同リーグでの連勝を32で止めた。

 前半はスクラムなどで優位に立ち、後半は力強いディフェンスで圧力をかけて、相手のミスを引き出した。中島茂総監督は「約10年間、全国大会(大学選手権)から遠ざかっている。『近大』の名前が忘れられかけているので、ここらで生き返らないとという思い」と復活の手応えを口にした。

 天理高出身で天理大への勝利を目標にしてきたという主将のCTB福山竜斗(4年)は「間違いなく今年一番の試合」と振り返る。昨季はコロナ禍で順位決定戦を辞退し、最終順位は最下位8位。「悔しい思いをした分、フィジカルトレーニングを春からやってきたので自信があった」と胸を張った。

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