バレーボール日本代表 台湾を下し決勝進出 10度目のアジア頂点へ王手

 第1セット、スパイクを決める宮浦(左)
 第1セット、スパイクを放つ石川(右)
 台湾に勝って決勝進出を決め、喜ぶ日本の選手たち
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 「バレーボール男子・アジア選手権、日本3-1台湾」(18日、千葉ポートアリーナ)

 準決勝が行われ、E組1位の日本がF組2位の台湾に3-1(25-16、22-25、25-21、25-20)で勝利し、決勝進出を決めた。この時点で2位以上が確定したため、来年の世界選手権(ロシア)の切符を獲得した。19日の決勝では前回王者のイランと対戦する。

 日本は試合開始からクイック攻撃を有効に使ってリズムをつかむと第1セットは25-16で先取。第2セットは22-25で落としたが、第3セット、接戦となった20-19から主将でエースの石川祐希(ミラノ)の連続得点で流れを引き寄せて25-21で取り返した。第4セットは14-16の追いかける場面で相手のミスもあって7連続得点で逆転。台湾の猛追をかわして25-20で勝ちきった。

 決勝で対戦するイランとこれまでの対戦成績は21勝17敗とほぼ互角。東京五輪の1次リーグ最終戦でも3-2のフルセットでの勝利と、今回も激戦が予想される。2大会ぶり10度目のアジア頂点へ。粘りのバレーで王座奪還を狙う。

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