カーリング“松村兄妹対決”は7点差で妹・千秋が制す「思うようなゲーム運びできた」
「カーリング混合・北京五輪代表決定戦」(18日、稚内市みどりスポーツパーク)
20年日本選手権優勝の松村千秋(28)=中部電力、谷田康真(27)=コンサドーレ=組が吉田夕梨花(28)=ロコ・ソラーレ、松村雄太(31)=コンサドーレ=組を9-2で下して2勝0敗とした。
兄の松村雄、妹の松村千の“きょうだい対決”の初戦は妹が制した。松村、谷田組は第1エンドで2点を取ると、第2エンド、第3エンドではそれぞれ不利な後攻で3点をスチール。第6エンドで7点差となり、試合は終了した。
大量得点での勝利に、松村千は「思うようなゲーム運びができた。1日目としては上出来」とうなずいた。谷田も「まずホッとした気持ちがある」と胸をなで下ろしつつ、「明日がより大事になる。今日はゆっくり休んで、課題を話し合いながら備えたい」と力を込めた。
今大会は3チームで総当たりの予選を2度実施。予選上位2チームは最終日に進み、予選も含めて先に3勝したチームが優勝する。優勝チームは22年北京五輪を目指す日本代表に決定。五輪出場権を懸けた12月の世界最終予選(オランダ、レーワルデン)に出場し、残り2枚の五輪切符獲得を目指す。