宇良が3連敗のち3連勝で星を五分に「まだまだ前半」 巨漢の碧山を押し出し

 碧山(左)の攻めをこらえる宇良(撮影・棚橋慶太)
 碧山(右)を押し出した宇良(撮影・棚橋慶太)
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 「大相撲秋場所・6日目」(17日、両国国技館)

 東前頭6枚目、人気業師の宇良(29)=木瀬=が183キロ巨漢の碧山(春日野)を押し出して3連勝で3勝3敗の五分に戻した。

 低い立ち合い、相手の突き押しにも引かない。手を組み合い、頭を付けて我慢。腕を極(き)められたが、下手を抜いて脱出。最後は体ごと、飛び込み、執念星を挙げた。

 前日は幕内で16年ぶりの決まり手「送りつり出し」の大技。勢い付いてきたように見えるが「たまたまです。まだまだ前半。終わるまで何とも言えない」と、いつも通り、控えめな口ぶりだった。

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