「バレーボール男子・アジア選手権、日本３－０インド」（１４日、千葉ポートアリーナ）

　Ａ組の日本はインドを３－０で下し、３戦全勝で１位通過を決めた。東京五輪後の練習中に背中を痛めてここまで出場機会がなかった主将でエースの石川祐希（２５）＝ミラノ＝が今大会初出場。両チーム最多の１８得点で完全復活を印象づけた。１位通過の日本は各組上位２チームによって行われる２次リーグに進む。

　エースの完全復活だ。けがでここまでの２戦は出番がなかった石川がコートに復帰。「いいプレーができた」と第１セットの序盤から、３連続でサービスエースを決めるなど両チーム最多の１８得点と貫禄を示した。久しぶりにファンの前でプレーしたことには「改めて幸せなことだなと感じている」と感謝。２次リーグではさらに強敵相手になるが「練習してきたことを出せるように勝ちきりたい」と力を込めた。