石川祐希「いいプレーができた」けがからの復帰戦で両チーム最多の18得点

 「バレーボール男子・アジア選手権、日本3-0インド」(14日、千葉ポートアリーナ)

 1次リーグA組で世界ランク10位の日本は同89位のインドを3-0(25-15、25-15、25-18)のストレートで下し、1次リーグ3戦全勝で1位通過を決めた。

 東京五輪後の練習中に背中を痛めた影響でここまでの2戦は出場機会が無かった主将でエースの石川祐希(ミラノ)が今大会初出場。「いいプレーができた」と第1セットの序盤から、3連続でサービスエースを決めるなど両チーム最多の18得点とエースの貫禄を示し、完全復活を印象づけた。

 石川自身は東京五輪の準々決勝ブラジル戦以来の公式戦となり、「けがで1戦目、2戦目は休んでいたのでこの3戦目で復帰して、これからにつながる試合ができた」と納得。久しぶりにファンの前でプレーしたことには「改めて幸せなことだなと感じています」と有観客開催に感謝した。

 今大会は16チームが参加しており、4組に分かれて1次リーグが行われた。A組1位の日本は、16日から各組上位2チームによって行われる2次リーグに進む。決勝は19日に行われ、上位2チームが来年の世界選手権(ロシア)の出場権を獲得する。

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