北海道銀行が初戦制す 延長でロコ・ソラーレに7-6 カーリング女子日本代表決定戦

第6エンド、ストーンを投じる北海道銀行の吉村紗也香(中央)=代表撮影
第2エンド、ストーンを見守る北海道銀行の吉村紗也香(中央)=代表撮影
初戦を制して喜ぶ北海道銀行の吉村紗也香(右端)ら(代表撮影)
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 「カーリング女子・北京五輪代表決定戦」(10日、稚内市みどりスポーツパーク)

 第1戦が行われ、日本選手権女王の北海道銀行が18年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレを7-6で下し、初戦を制した。

 前半戦はロコ・ソラーレがスキップ、藤沢五月の勝負どころでのショットが決まり、優位に試合を進め、5エンド終了時点では4-2でリードを奪った。ただ、北海道銀行も後半逆襲。チャンスを作った第8エンドでスキップ吉村紗也香が冷静に決めて、2点を獲得し同点。第9エンドでも優位な展開を作り、不利な後攻で1点をスチール。北海道銀行1点リードで最終10エンドを迎えた。有利な後攻で2点が欲しいロコ・ソラーレだったが1点止まりで、延長戦へ。

 エキストラエンドを有利な後攻で迎えた北海道銀行が確実に1点を奪い、試合を決めた。

 大会は3戦先勝方式で行われ、11日には第2戦、第3戦の2試合が行われる。今大会の勝者は12月の世界最終予選(オランダ、レーワルデン)に出場。残り3枠の五輪切符獲得を目指す。

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