坂本花織 ドタバタ幕開けも首位 曲が2度止まり「焦り100%」も「いい経験」

 「フィギュアスケート・げんさんサマーカップ」(11日、滋賀県立アイスアリーナ)

 男女ショートプログラム(SP)などが行われ、女子は今季初戦の坂本花織(21)=シスメックス=が演技中に2度曲が止まるハプニングがありながらも、73・74点で首位発進した。

 坂本の北京五輪シーズンは“波乱”の幕開けとなった。事件が起きたのは演技開始1分頃。2本目の3回転ルッツを跳ぶ直前、会場に流れていた曲が突如停止した。坂本は演技を中断し、音源を審判席に渡しにいくなど対応に追われた。

 その後曲が再開するも、再び途中で停止し「焦り100%」。3度目でようやく曲がスムーズに流れたが、このトラブルで坂本は2本目のジャンプを2度も跳んだ。

 アクシデントは「初めて」と驚きつつも、73点超えの首位と貫禄もみせた。「もう笑けてきちゃう。びっくりした」としつつ、「ある意味いい経験ができたので良かった。あれで73点もうれしいというか、いいのかなという感じで戸惑ってます」とドタバタな初戦を振り返った。

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