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白鵬ガッツポーズに横審「見苦しい」 進退問題クリアも八角理事長が厳重注意

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)が19日、都内で開かれ、名古屋場所で7場所ぶり復活のV45を果たした横綱白鵬(36)=宮城野=は土俵上の振る舞いに猛批判を浴びた。張りや奇襲に加え、千秋楽、ガッツポーズの連発に「見苦しい」と酷評。全勝の結果は評価され進退問題はクリアしたが八角理事長(元横綱北勝海)から厳重注意を受けることとなった。大関照ノ富士(29)=伊勢ケ浜=に関しては全員一致で横綱推薦を決めた。

 新横綱お祝いムードも吹っ飛ぶ、白鵬への猛批判だった。矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)は「7月に進退を懸けると宣言して、約束を守り結果を出した。しかし14日目に目を疑う仕切り。連続の張り手。千秋楽が肘打ちようなかち上げ。武道にそぐわないガッツポーズ。見苦しい。美しくない。ファンのひんしゅくを買っている。自分本位」とバッサリ切った。

 14日目正代戦は徳俵付近まで下がり仕切った。全勝優勝を決めた千秋楽の照ノ富士戦ではケンカ相撲の末、絶叫。「横綱は大相撲の象徴。単なる格闘技じゃない。ルールに反しなければ何をやってもいいわけじゃない。倫理、道徳など高いものがある」と相撲への“冒とく”と断じた。

 20年11月場所後に決議した史上初の「注意」は取り下げるが、今後も横綱の品格を注視。八角理事長に対し、厳しく指導するよう要望。厳重注意が与えられることになった。

 さらに新横綱に対して「協会が指導して」と“ノーモア白鵬”を厳命。照ノ富士はとんだ、とばっちりだ。

 この日、優勝一夜明け会見を行った白鵬は正代戦に関し「膝が良くないから。しょうがなかった」と“釈明”。ガッツポーズには「やっぱり進退、引退がこんなに自分に迫ったのが初めてだった」と追い込まれていた心境を明かした。

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