視覚障がい者がオートバイ運転!?パラモトライダー体験走行会 JKA補助事業
現役オートレーサーの青木治親(45)が代表理事を務める一般社団法人「SSP」が18日、川崎市の向ヶ丘自動車学校で、障がいを持つ人に向けたモータースポーツイベント「パラモトライダー体験走行会」を開催した。
同団体はJKA補助事業の支援を受け「障がい者がオートバイに乗る夢をサポートする」ことを目的に活動しており、今回は視覚障がい者(全盲)がオートバイを運転するという世界初の試みを行った。4人の参加者は補助輪や独自の装置を付けて気持ち良さそうに風を切って走行。その姿を見守った青木は「(障がい者の)オートバイに乗りたいという夢が現実になった時、われわれも一体となってうれしさを感じた。今後は世界の同じ境遇の方にも発信していきたい」と語った。