山県亮太が五輪主将へ 副主将・石川佳純とともに選手宣誓も 旗手に八村、須崎
日本オリンピック委員会(JOC)が、東京五輪日本選手団の「顔」となる主将に陸上男子100メートル日本記録保持者の山県亮太(29)=セイコー=を起用する方向で最終調整していることが28日、関係者への取材で分かった。副主将は卓球女子の石川佳純(28)=全農=が務めることが有力となっている。
7月23日に国立競技場で行われる開会式の入場行進で日の丸を掲げて選手団を先導する旗手はNBAのウィザーズで活躍する八村塁(23)、レスリングの金メダル候補、須崎優衣(21)=早大=が男女で務める計画であることも分かった。開会式の選手宣誓は男女1人ずつが行う方向で、山県、石川が大役を担う見通し。
1964年東京五輪では主将を体操男子の小野喬、旗手を競泳男子の福井誠が務めた。
山県はこの日、陸連の代表選手会見で「自分の持てる力をしっかり発揮すればいい結果がついてくる舞台でもある。100メートルで決勝進出、リレーでは金メダルを目指して頑張りたい」と決意を語っていた。