五輪チケット再抽選で91万枚を間引き スポンサー招待など約50万枚は「対象外」

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は23日、「収容人員の50%で1万人まで」の観客上限決定に伴う五輪の販売済み一般チケットの再抽選の概要などについて公表した。

 現在、販売済みの一般チケット枚数は363万枚で、今回の再抽選で91万枚が削減される。削減後の販売数は272万枚となる。

 ただ、スポンサー、国際連盟、各国オリンピック委員会などによる関係者チケット、招待客への高付加価値型観戦のホスピタリティチケットなどは「対象外」とされており、鈴木秀紀マーケティング局次長は「関係者、事業者の権利としてお渡ししているチケット。1万人からは外している」と、した。その枚数については「当初はトータルで170万枚強だったが、120万枚減らしていただき、現在は50数万枚」と、説明した。

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