コーツ調整委員長がくちばし型マスクで来日後初の公の場 橋本会長と有明体操場を視察

有明体操競技場を視察するIOCのジョン・コーツ調整委員長(左)と東京五輪・パラリンピック組織委の橋本聖子会長(代表撮影)
 有明体操競技場を視察するIOCのジョン・コーツ調整委員長(代表撮影)
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 国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長(71)が23日、東京都江東区の有明体操場を組織委員会の橋本聖子会長とともに視察した。コーツ氏が15日の来日以来、公の場に姿をみせるのは初めて。3日間の隔離を経て、現在は11日間の行動規制の段階に入っており、行動計画表に記載した用務先への外出は可能となっている。

 1人大きなくちばし型の医療用マスクを装着し、万全の態勢で登場したコーツ氏。会場からみえる豊洲市場を説明され、うなづいていた。会場の状況にも納得の様子で、橋本会長に「(体操は)日本はメダルか?」と問いかける場面もあった。

 コーツ氏は先月の調整会議で緊急事態宣言下での五輪開催について「答えはイエスだ。我々が示している対策を実行すれば、安全安心な開催はできる。これは緊急事態宣言下であってもなくてもだ」と発言し、国内世論の反発を招いた。21日の5者協議にはリモートで参加し、行動規制遵守に「たぶん小池知事から特別表彰状がもらえると。これだけ守っているので」と、胸を張っていた。

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