水谷隼 銅獲得の16年リオ五輪以降で「一番いい状態」 東京五輪は有観客に期待

 「卓球・アジア選手権代表選考会」(20日、旭市総合体育館)

 9月のアジア選手権(ドーハ)の代表選考会として行われ、東京五輪代表の水谷隼(32)=木下グループ=は、準々決勝で19歳の戸上隼輔(明大)に1-3で敗れたが、その後の順位決定戦で2連勝し、5位となった。

 五輪1カ月前の大会は、2日間で6戦5勝。貴重な実戦を終えた水谷は「まずまずの結果」とうなずいた。

 2016年リオデジャネイロ五輪の男子シングルスで銅メダルを獲得してから5年。32歳のベテランは「リオが終わってからの5年間で一番いい状態」という。五輪の目標は「団体戦のメダル」と「混合ダブルスの金メダル」。無観客開催となる可能性もあるが、「地元日本での五輪。観客が来てくれればほとんどが味方になる。選手としてはたくさんの観客の前でプレーしたい」と願った。

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