武井壮氏がフェンシング協会の新会長就任「愛して楽しむ1人として」

ガッツポーズをする武井壮氏(左)と太田雄貴氏(写真:竹見脩吾)
グータッチをする武井壮氏(左)と太田雄貴氏(写真:竹見脩吾)
日本フェンシング協会会長を退任した太田雄貴氏(右)と肘タッチする新会長の武井壮氏(同協会提供)
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 日本フェンシング協会は19日、オンラインで新体制発表会見を行い、新会長に陸上の元十種競技日本王者でタレントとしても活躍する武井壮氏(48)が就任すると発表した。太田雄貴会長(35)は退任する。

 武井氏は「私の発信力、スポーツをよりメジャーにしていくビジョンを共有して、1人のアイデアマンとして、自分自身もフェンシングを愛して楽しむ1人の会員として全力で、フェンシングが日本国内の誰もが知るようになるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

 ビジョンとしては「これまで通り太田会長が進めてきた改革は同じように今後も進めていきたい。全日本選手権に出られるような、そこにたどりつきさえすれば自分の人生が豊かなものになるんだと、そういう希望を持ってフェンシング界に歩みを進めてくれる方がたくさん増えてくれるフェンシング界を築いていく一歩を踏み出せるように努力していきたい」と語った。

 17年から会長を務め、さまざまな改革を行ってきた太田氏は、武井氏選出の経緯について「会長にとって1番必要な能力はビジョンを掲げること。ビジョンを掲げられる人を半年、1年、ずっと後任を考えたときにこの人だったらと思えたのが武井さんだった」と説明。当初は「なかなか首を縦に振っていただけなかった」が、「会えば会うほど好きになる。選手たちを引っ張る言葉を持っている人、唯一無二と言っていいんじゃないかと思っていて、何度もオファーをさせていただいた」と猛アタックの末「最後は半ば折れる形だったがまえむきに考えていただけた」と明かした。

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