重量挙げ・三宅宏実が快挙 谷亮子と並ぶ5大会連続五輪 本番へ「悔いのないよう」

 日本ウエイトリフティング協会は15日、東京五輪代表内定選手を発表し、女子49キロ級で、12年ロンドン、16年リオデジャネイロ2大会連続五輪メダリストの三宅宏実(35)=いちご=が5大会連続の五輪代表入りを決めた。夏季五輪の日本女子では柔道の谷亮子と並ぶ快挙となった。

 五輪レースでは度重なるけがに苦しみ、開催国枠での出場となった。「開催国枠がなければ出場できなかった」と悔いもにじませつつも、競技生活の集大成となる舞台に立つチャンスを得て「与えられたチャンスを最大限生かして頑張りたい」と、前を向いた。

 3大会連続メダルの期待も懸かる。ただ、今の自分の力は分かっている。「中国、インド、米国の選手はトータル200キロを超えてくる。非常に厳しい現状」と冷静に立ち位置を見つめた中で「試合は何が起こるか分からない。1つでも順位を上げたい。残り39日。あっという間。一日一日を大切にして、(競技人生)21年間の総まとめ、悔いのないようにしたい」。奇跡を信じて、人事を尽くす。

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