柔道・玉置、奮闘準V 粘った技あり!前回女王撃破「強い気持ちで闘うことできた」

 「柔道・世界選手権」(8日、ブダペスト)

 男女各1階級が行われ、女子57キロ級は玉置桃(26)=三井住友海上=が決勝でジェシカ・クリムカイト(カナダ)に延長戦の末、優勢で屈して初出場制覇を逃した。クリムカイトは初優勝。長野県出身で2019年女王の出口クリスタ(カナダ)は準決勝で玉置に優勢で敗れ、3位決定戦もテレザ・シュトール(ドイツ)に一本負けして5位。カナダ柔道連盟は東京五輪代表に今大会で成績上位のクリムカイトを選んだとし、出口は落選した。

 銀メダルを獲得した玉置は大健闘の5試合に「大きな大会で重圧や緊張を感じる中でも、強い気持ちで闘うことはできた」と笑みを浮かべた。準決勝は東京五輪カナダ代表を懸けた出口との一戦。「へばっていた」と世界女王の不調を察し、延長の5分すぎ、しぶとく体をねじ込む大外巻き込みで技ありを奪い、相手の夢を打ち砕いた。ただ決勝はクリムカイトに惜敗。「自分の足りない部分を知ることができた」と受け止めた。

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