山県亮太、9秒95に感慨「やっと出た」10日で29歳「五輪準決で9秒台、決勝へ」

 陸上男子100メートル日本記録保持者の山県亮太(28)=セイコー=が9日、オンライン会見を行った。

 6日の布勢スプリント(鳥取)で日本人4人目の9秒台と、従来の日本記録を0秒02更新する9秒95をマーク。悲願の10秒の壁突破と、日本最速の称号を手にした。2012年に初の10秒0台となる10秒08をマークしてから、常に9秒台の期待を背負ってきただけに「9秒台を意識し始めたのは中学生の頃。やっと出たなという思いが強い。長かったですね」と、感慨深そうに話した。

 今月24日に開幕する東京五輪代表選考会の日本選手権(大阪)で上位3位以内に入れば、3大会連続の五輪代表に内定する。10日で29歳となるスプリンターは「日本選手権は代表権を取りにいく。しっかり自信をもって臨みたい。五輪に出ることができたら、準決勝で自己記録、9秒台を出して、決勝へ行きたい」と、誓いを立てた。

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