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照ノ富士 横綱か引退か悲壮覚悟 V一夜明け会見、笑顔一切なし

 大相撲夏場所(23日千秋楽)で2場所連続、4回目の優勝を果たした大関照ノ富士(29)=伊勢ケ浜=が24日、引退すら覚悟し、名古屋場所(7月4日初日、ドルフィンズアリーナ)で綱とりに臨む決意をみなぎらせた。この日は都内の部屋からリモートで一夜明け会見。21場所ぶり復帰した大関を“最短”の2場所で通過し、第73代横綱をつかみ取る。

 笑顔は一切なし。優勝一夜明け、照ノ富士は名古屋で綱とりに目をぎらつかせていた。大関で初優勝は挑戦権を得ただけ。「そこ(横綱)を目指して頑張ってきて、あと一歩というところまで来ている。全力を出し切って頑張っていきたい」と、決意を込めた。

 昭和以降、大関2場所通過は双葉山、照国の2人だけ。再大関だけに“参考記録”ではあるが最短を狙う。両膝に爆弾を抱え、「いつ辞めてもおかしくない」と腹をくくる。引退か、横綱か-。それほど決死の覚悟だ。

 「いつ何が起きるか分からない状態。きょう最後かもしれないという思いでやっている。だからこそ心の準備を最初からしておかないと。(横綱に)上がっても上がらなくても、自分で納得できる終わり方をしたい」と悲壮感を漂わせた。

 夏場所は2度の軍配差し違えの不運。千秋楽は本割で貴景勝に追い付かれながら決定戦を勝ち切った。大関から序二段に落ち復活した不屈の男は執念が違う。最近6場所で3回の優勝。進撃を止める敵は見当たらない。

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