鈴木、坂口組が準決勝進出 ビーチ五輪代表決定戦は異例の室内も屋外サングラスで対応

 「ビーチバレー・東京五輪女子代表決定戦」(22日、ドーム立川立飛)

 東京五輪出場権を懸け、2回戦が屋内会場で行われた。鈴木千代(27)=クロスヘッド、坂口由里香(26)=大樹グループ=組は、石井美樹(31)=荒井商事/湘南ベルマーレ、村上めぐみ(35)=オーイング=組を2-0(22-20、21-15)で破り、23日の準決勝に進出した。

 シードペアを破って五輪出場に弾みを付けた。第1セットで17-20から大逆転すると、勢いのままに第2セットも奪取。鈴木は「今日で終わってもおかしくないようなレベルの大会。あしたにつなげられて本当にうれしい」と笑顔で喜んだ。

 異例の室内での五輪選考会だった。鈴木は「練習で屋内サングラスを付けたけど、ピントが合わない」、坂口は「相手に目線がばれる」とともに屋外用のサングラスで対策。1回戦の経験も生かし、勝利につなげた。

 優勝チームが開催国枠での五輪代表に決まる。坂口は「まさか自分が五輪を目指せるとは」と感慨深げに話せば、鈴木は「もしかしたら行けるかもという気持ちはあるけど、どこで終わっても楽しかったねと終わりたい」と意気込む。結成3年目のペアが、大舞台に挑む。

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