筋骨隆々でも心に不調4割 ラグビー選手、調査で判明

 「よわいはつよいプロジェクト」の啓発ポスター(日本ラグビー選手会提供)
 調査を受けて日本代表で長く活躍する堀江翔太選手も、つらい時期を過ごしたことを告白。写真はテストマッチのスコットランド戦で攻め込む堀江選手=2016年6月、味スタ
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 日本ラグビー選手会がこのほどトップリーグ(TL)所属選手を対象にメンタルヘルスの調査を行い、4割超が心の不調を抱えていることが明らかになった。一般のデータより約1割多く、専門家は、筋骨隆々で心身共に強靱な印象を持たれがちな選手も「一人の人間」と指摘。選手会は心の健康に着目し、支援に動きだしている。

 ラグビー選手の精神面の不調は注目されることが少なく、実態把握のために2019年12月から20年1月にかけて251人に調査した。今年1月に発表された報告によると、心の不調があると回答した人数は4割を超える106人に上った。

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