BMX、五輪本番会場でこけら落とし 決勝は雨で中止も「モデルケースになった」

 「自転車・BMXフリースタイル・パーク・東京五輪テスト大会」(17日、有明アーバンスポーツパーク)

 五輪本番会場のこけら落としとなったが、雨の影響で決勝は中止。規定によりシーディングランの順位を最終結果とし、男子は溝垣丈司、女子は深尾梨奈が優勝した。

 五輪本番でも悪天候により決勝が中止となった場合は、今回と同様にシーディングランの順位が最終結果となり、大会組織委員会運営局の森泰夫次長は「今回はまさにそのような形のモデルケースになった」と語った。シーディングランも実施できない場合は予備日に競技を実施するという。

 パークについては、3位の大和晴彦は「楽しかった。コンパクトの割にいろんなものが詰まっている。パークなりの面白さがある」と好感触。「五輪になったらみんなもっとうまいと思うので、いろんなライディングができるのかなと思った」と世界のトップ選手たちのライディングを心待ちにした。

 一方で、選手からは風について懸念の声もあった。同パークは湾岸部に設置されているため強風が吹き、その影響で転倒する選手が見られた。森次長は「常に天候の情報をキャッチしながらどうコントロールするか」とし、仮設の観客席の鉄骨部分を幕で覆うなど、対策を講じると話した。

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