東京五輪のテスト大会を兼ねる陸上の「READY STEADY TOKYO」(9日、国立競技場)を前に、8日、有力選手がオンラインで会見した。男子100メートルに出場する前日本記録保持者の桐生祥秀は「自分自身の走りをすれば結果につながる。それだけを考えたい」と、力を込めた。世界王者のガトリン(米国)もエントリーしているが「あまり誰と勝負すると考えず、自分の走りを」と、足元を見つめた。
女子1万メートルで五輪代表に内定している新谷仁美は5000メートルに出場。「世界で勝負するために、日本記録を意識して走りたい」と誓った。