橋本聖子会長 バッハ会長を擁護“ぼったくり男爵”揶揄に苦言「理解に苦しむ」
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東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)が7日、都内で定例会見を行った。米有力紙ワシントンポストが5日に日本政府に対し、中止を決断し、費用の「損切り」をすべきだと促すコラムを掲載。コラムでは、新型コロナウイルス禍の中で日本に五輪開催を強要しているとして、IOCの姿勢を糾弾。「収益のほとんどを自分たちのものにし、費用をすべて開催国に押しつけている」とし、バッハ会長を「ぼったくり男爵」と痛烈に批判した。このほかにも、米紙からは中止を提言する報道が相次いでいる。
橋本会長は「その表現は報道で知ったが、何を根拠にそのような表現をされたのか、理解に苦しむ」と、苦言を呈し、バッハ会長について「強いリーダーシップをもっており、敬意を持っている」と、擁護した。