一山麻緒 自己新で五輪へ弾み「粘って走れた」五輪テスト大会で優勝

女子ハーフマラソン 約19キロ付近の北海道大構内を力走する一山麻緒(左)と松田瑞生=札幌市
札幌市で開催される東京五輪マラソンのテスト大会で、観戦自粛を呼び掛ける案内を掲げる警備員=5日午前
19キロ付近の北海道大構内を力走する一山麻緒(左)と松田瑞生=札幌市
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 「北海道・札幌マラソンフェスティバル2021」(5日、大通公園西4丁目発、東京五輪マラソン中間地点着)

 東京五輪のテスト大会として五輪本番のコースを一部使用してハーフの距離で行われ、女子は東京五輪代表の一山麻緒(23)=ワコール=が自己ベストを21秒更新する1時間8分28秒で優勝した。2位で同代表補欠の松田瑞生(25)=ダイハツ=も1時間8分32秒で自己ベストを更新した。

 序盤から先頭集団を走った一山は、18キロ付近からの松田との一騎打ちもペースを落とすことなく勝ちきった。ほとんどの代表選手が試走と位置づけて出場した中、一山が掲げた目標は自己ベスト更新。有言実行の勝利で五輪に弾みをつけた。

 インタビューでは「自己ベストも出したいし勝負にもこだわりたいしということで、とにかく粘って走ることができた」と笑顔を見せた。

 同代表の鈴木亜由子(29)=日本郵政グループ=は1時間8分53秒で3位。前田穂南(24)=天満屋=は1時間10分50秒で5位だった。

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