服部勇馬“ジグザグ路”警戒 マラソン五輪コース一部使用のテストイベント出場へ

 マラソンの東京五輪テストイベントとして5日に開催される「北海道・札幌マラソンフェスティバル2021」の出場選手らが4日、札幌市内で会見した。今大会は五輪マラソンコースの一部を使用してハーフの距離で行われ、マラソン男子代表の服部勇馬(27)=トヨタ自動車=は直角のコーナーが連続する北大構内の走りをキーポイントに挙げた。

 全ては8月8日に最大限の力を出すために-。1月のニューイヤー駅伝以来、約5カ月ぶりのレースに臨む服部は「(五輪)本番に向けてコースを見ることを重要視している」と語った。

 2020年8月に同コースを試走しているがカギに挙げたのは、コーナーが連続する北大構内だ。「直角のカーブなのでスピードも落ちる。集団で走ったときにペースが落ちたり、出力を下げたり上げたりしなきゃいけないところはレースでないと分からない」。本番では集団で走ることを予想し、今レースで対応力をつける。

 五輪本番まで3カ月。一日一日が重要になってくる。「8月に100%の状態で迎えられるような取り組みをしていきたい」。いいイメージを焼き付け、大舞台につなげていく。

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