飛び込み五輪テスト大会 大会2日目も“やや密”

 ソーシャルディスタンスを保つために5ヶ国語で書かれた看板(撮影・堀内翔)
 ジャンプ台で練習する選手たちのソーシャルディスタンスを保つ関係者(撮影・堀内翔)
 男子シンクロ板飛び込み予選の前に練習する各国の選手たち(撮影・堀内翔))
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 「飛び込み・W杯」(2日、東京アクアティクスセンター)

 東京五輪テスト大会と五輪最終予選を兼ねて無観客で行われた。開幕日の1日には練習時間に飛び込み台に選手が十数人並び“密”になる様子が見られたが、大会2日目も一部で“やや密”な状態があった。

 改善はされたが、選手同士の距離が近づいてしまう場面があった。飛び込み台の階段にはスタッフが立ち、適切な距離を取るよう指導。「KEEP SAFE DISTANCE」など、5カ国語で距離を取るよう書かれた案内も貼られているが、3メートルの飛び込み台には選手が順番待ちの列を作り距離が近くなる時間もあった。

 日本水泳連盟の伊藤正明飛び込み委員長は、1日に「気付いてすぐに対応しました。(2日から)このようなことがないようにしたい」と話していた。今大会は五輪会場で開かれ、46カ国・地域から225人の選手が参加。新型コロナ禍で外部との接触を断つ「バブル」方式を用いており、海外選手もPCR検査を「7回受けた」と話すほど感染対策を徹底している。一方で、大会は新型コロナ禍で2週間延期。オーストラリアは選手の派遣を取りやめ、来日した大会関係者(コーチ)が空港のPCR検査で陽性となったことも発表されている。

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