飛び込みW杯、練習で発生の“密”を弁解「すぐに対応しました」と伊藤委員長

練習でジャンプ台に集まる各国の選手たち(撮影・堀内翔)
 飛び込みW杯東京大会では選手へのPCR検査が行われる=東京アクアティクスセンター(撮影・堀内翔)
 東京アクアティクスセンターに訪れた東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(撮影・堀内翔)
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 「飛び込み・W杯」(1日、東京アクアティクスセンター)

 東京五輪最終予選とテスト大会を兼ねて開幕し、女子シンクロ板飛び込み、男子シンクロ高飛び込みの予選と決勝が行われた。

 競技の間の練習時間では、飛び込み台が密になる現象が発生。日本水泳連盟の伊藤正明飛び込み委員長は「(もともと)実行委員会ではドットマーク、安全な間隔を取るマーカーを置いている」と説明したが、五輪代表選考の懸かった大一番とあって、練習にも熱が入ったのだろう。選手らはマーカーを無視して次々と台に上がってしまったという。

 その後は「気付いてすぐに対応しました」と、スタッフやボランティアが階段の入り口に立ち、人数制限や距離を取るよう呼びかけをするなど対策。伊藤委員長は「明日からもないようにやっていかないといけない」と語った。

 大会はコロナ禍で約2週間延期しての開催となったが、46カ国・地域から200人以上の選手が参加。外部との接触を絶つ「バブル」の方式で、東京五輪本番会場で開催している。大会前日の4月30日には、来日した大会関係者(コーチ)が同月28日夜の空港での検査で陽性となり、検疫所が指定した施設に入ったことが発表された。飛び込みのオーストラリア連盟は、東京都に緊急事態宣言が再発令されたことから選手団の派遣を見送っている。

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