坂本花織が来季4回転へ意欲「練習を積んでいきたい」

エキシビションで演技する坂本花織(代表撮影)
エキシビションで演技する坂本花織(代表撮影)
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 フィギュアスケート「世界国別対抗戦」(丸善インテックアリーナ大阪)から一夜明けた18日、出場選手のオンラインによる記者会見が行われた。ショートプログラム(SP)3位、フリー2位の坂本花織(21)=シスメックス=は、フリーで自己ベストを更新する150・29点を出し、強豪ロシア勢に割って入った。

 トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や4回転を構成に入れていない坂本は、来季の4回転挑戦に意欲を見せた。今大会後には中野園子コーチと来季のプランを相談。「コンビネーションは全部後半に入れようと話した。1点でも多く取れるような構成にしたい」とし、「目標はSPにトリプルアクセル、フリーに4回転を入れられるように練習を積んでいきたい」と話した。

 一方で、高難度のジャンプは故障の危険や、負担の大きさからプログラムの全体にも影響するため「3回転も崩れないように練習しつつ、プラスアルファで」と慎重に進めていくつもりだ。4回転はまずトーループを視野に入れている。

 見据えるのは来年の北京五輪。2大会連続の大舞台へ、つかの間のオフも「(自分に)ごほうびをしてしまったらポチャってなって(太って)しまうから、来年(の五輪後)まで我慢します」と宣言した。

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