羽生結弦が池江璃花子へ「自信を持って五輪に向かって」「練習だけが努力じゃない」

公式練習で調整する羽生結弦(代表撮影)
公式練習でジャンプする羽生結弦(代表撮影)
オンライン取材に応じる池江璃花子(日本水泳連盟提供)
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 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(14日、丸善インテックアリーナ大阪)

 15日の開幕へ向け、公式練習が行われた。男子でソチ、平昌五輪2連覇の羽生結弦(26)=ANA=は、東京五輪日本代表に内定した競泳女子の池江璃花子(20)=ルネサンス=について「ぜひ自信を持って五輪に向かってほしい」とエールを送った。

 池江は4日に行われた競泳日本選手権100メートルバタフライ決勝で、リレーの派遣標準記録を突破する57秒77で優勝し、代表に内定。19年2月の白血病発覚からわずか2年2カ月で復活を果たし「努力は必ず報われるんだなと思った」と涙した。

 その言葉について羽生は言及。「もちろん他の選手たちも努力をしてきて、それでも報われなかった思いを持っている人もいるかもしれません」と前置きした上で「池江選手の『努力は報われるんだな』という言葉を聞いたときに、練習やトレーニングをしているときだけが努力じゃないんだなと、僕はあらためて感じました」と話した。

 また「池江選手だからこそ感じた苦痛だったり、悲しみだったり、喪失感だったり…。そういうものは、そういうものを感じた日々は、絶対に、努力というものにつながっていると思う」と後押し。「ぜひ自信を持って五輪に向かってほしいなと、五輪を経験した身から言わせていただきます」。そして間髪入れずに「偉そうにすみません」と照れくさそうに話した。

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