大相撲 7月は“名古屋開催”へ向け準備 五輪で国技館は使えず、感染対策を入念に
日本相撲協会は1日、理事会を開き、名古屋場所(7月4日初日、ドルフィンズアリーナ)開催に向け準備することを確認した。新型コロナウイルスの影響で昨年3月の春場所以来の地方場所となる。
行政指導に基づき、1日の入場者数上限を収容人数の半数となる3800人とする。座席でのマスク着用、声援の禁止など、感染防止策は東京場所を踏襲する。
国技館は東京五輪のボクシング会場となるため、理事会では「(7月場所は)国技館が使えない」と説明された。
現時点では名古屋場所を前に協会員全員がワクチン接種を終える予定。名古屋入りの前に東京で全協会員がPCR検査を受ける。
入場券は「Boo-WooチケットWEB」で4月20日から先行抽選開始、5月22日からは一般販売開始でローソンチケットWEBでも取り扱う。
また夏場所(5月9日初日、両国国技館)開催方法も1日上限5000人にするなど春場所を踏襲することを確認した。
午後1時開場ながら、初日と8日目は新序出世披露のため12時開場となる。入場券は2日からチケット大相撲WEBで先行抽選開始、10日から一般販売開始でぴあWEBでも取り扱い。コンビニ販売はなし、国技館での当日券販売は未定。