羽生結弦 SPに向け量より質を意識 4回転決め好調ぶり見せる

 「フィギュアスケート・世界選手権」(24日、ストックホルム)

 2022年2月の北京冬季五輪の国・地域別出場枠を懸けて開幕した。羽生結弦(26)=ANA=は25日の男子SPを前に練習リンクで調整した。コロナ禍のため、大会は27日まで無観客で開催する。

 羽生は25日のSPに向けてマイペース調整。23日は朝の練習を回避し夜の本番リンクに姿を見せた。ジャンプを跳ぶ回数も抑え気味で、量より質を意識している印象。SPの音楽を流した滑りでは4回転サルコーと4回転-3回転の連続トーループをしっかり決めた。翌24日は、ストックホルムの練習リンクで調整。フリーの音楽に合わせ、サルコー、トーループの4回転ジャンプに成功するなど好調だった。

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