フィギュア日本女子 世界選手権公式練習に参加 紀平初Vへ「いつも通りベストを」

 公式練習で調整する紀平梨花=ストックホルム(共同)
 公式練習で調整する坂本花織=ストックホルム(共同)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(24日開幕、ストックホルム)

 22年北京五輪の出場枠を懸けて開催され、22日から公式練習が始まった。紀平梨花(18)=トヨタ自動車、坂本花織(20)=シスメックス、宮原知子(23)=関大=の日本女子3選手が最初の公式練習を終え、オンラインで取材に応じた。

 19年大会は4位に終わり、初の戴冠を目指す紀平は「いつも通りベストを尽くしたい」と話した。

 大会は無観客で、外部との接触を断つ「バブル」で開催される。現地到着後は、PCR検査で陰性が判明するまではホテルの自室で隔離され「部屋から一歩も出たらダメだった」という。「練習が始まってからは、試合の感じが出てきて。楽しみになってきた」と紀平。「お客さんがいない分、ちゃんと試合だと意識を持ちながらも、この舞台に立てている喜びを心に刻んで滑りたい」と話した。

 勝負の鍵を握る4回転サルコーは「気合を入れて集中してできれば、全日本みたいに跳べると思う」と自信。得意のトリプルアクセル(3回転半)についても「全日本より感覚はいい感じ」と前向きだった。

 坂本は「こっちきて2日間滑れなかったので、動ききれなかった。試合までに日本で練習したときの調子まで戻せるように、動きまくりたい」と意気込み。「思い切り自分らしい演技ができたら」と話した。

 宮原は「思っていたより体の動きは良かったので、いいスタートだと思う。この機会をしっかり自分のものにできるように、楽しんで滑りたい」と語った。

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