行司、呼び出しら155人は陰性 日本相撲協会PCR検査 力士らは10日に受検

 「大相撲春場所」(14日初日、東京・両国国技館)

 日本相撲協会は8日、新型コロナウイルスのPCR検査を7日に受検した行司、呼び出し、床山ら155人全員が陰性だったと発表した。全力士、全親方約750人は10日に受検予定。

 先場所も全協会員878人が同検査を受け、九重部屋と友綱部屋の力士計5人が新たに陽性と発覚。結果的に力士65人が全休となった。緊急事態宣言下、協会は厳戒態勢で15日間を乗り切った。

 電話で取材対応した芝田山広報部長(元横綱大乃国)も、まずは第一段階を突破して安ど。「全員陰性です。裏方だからね。部屋にいる者もいるし、いない者もいるんだけど、やっぱり今までのいろんな状況と流れを見て、みんな自粛してくれているんだと思う」と、協会の感染防止策に胸を張った。

 春場所へ向け、あとは10日の検査次第。万が一、陽性者が出た場合は速やかに執行部で判断する。「(出稽古は禁止で)部屋から部屋に感染するという状況にはない。検査を受けた上で結果が出て、そこに陽性者がいた場合は、その陽性者がどういう陽性者かというのも調べないといけない。例えば白鵬みたいに1月にかかっていて、それが陽性と出る可能性もあるんですよね。それをもう一度検査をして大丈夫かどうかというのを見極めないといけないというのがある」と同部長は説明した。

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