小池都知事「5者協議ができてよかった」 海外観客3月中、観客規模は4月中に決定へ
東京都の小池百合子知事(68)は3日、東京五輪・パラリンピックの開催に向けた5者協議を終え、報道陣の取材に応じ「海外からの観客については3月中、観客の規模については4月中に決めていく必要があるという認識が示された」と見通しを語った。
小池知事と東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長、政府の丸川珠代五輪相、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長、国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長による5者協議が行われ、大会へ向けた認識を共有。小池知事は「5者協議ができてよかった」といい「やはり安全安心である大会、そのためにもコロナ対策をしっかり、というのが2つの大きな課題」とした。
また「時間は限られている。決めるべきは、適切な時期に決めていくという話しで、意識を共有したところ。いずれにしてもIOC、IPC、日本側3者、しっかりと連携して進めていく」とも述べた。
なお、海外からの観客受け入れの見送りの可能性については「今日のやりとりではそういうことはなかった」と、決定時期の共有のみがされたとした。