白鵬が幕内在位100場所に到達 魁皇に次ぎ2人目

 日本相撲協会は1日、春場所(3月14日初日、両国国技館)の番付を発表した。

 昨年11月場所後の横綱審議委員会で史上初「注意」決議を受けた両横綱は白鵬(宮城野)が東正位、鶴竜(陸奥)が西正位の横綱に就いた。ともに4場所連続休場しており、春場所で進退が懸かる。

 年明け、新型コロナウイルスに感染し、先場所を全休した白鵬は幕内在位・幕内連続在位100場所に到達。魁皇(幕内在位107場所、幕内連続在位106場所)に次ぎ2人目となる。新入幕から幕内連続在位100場所は史上初。

 綱とりだった先場所、左足首を痛め、途中休場した大関貴景勝(常盤山)が昨年名古屋場所以来3度目のかど番となる。

 元大関の関脇照ノ富士(伊勢ケ浜)が2度目の大関昇進に挑む。最近2場所で24勝を挙げており、三役で3場所計33勝の昇進目安をクリアへ2桁勝利がノルマとなる。

 隆の勝(常盤山)が3場所連続で三役&関脇を務める。

 先場所、初優勝した大栄翔(追手風)が4場所ぶり小結で三役は3場所ぶりの復帰。高安(田子ノ浦)が3場所連続の小結、御嶽海(出羽海)が2場所連続小結で三役は5場所連続となる。小結3人以上は2019年九州場所(阿炎、遠藤、北勝富士、朝乃山)以来。

 英乃海(木瀬)が17場所ぶりの幕内に復帰し、弟の翔猿とともに兄弟同時幕内を果たした。14年春場所、弟・千代鳳、兄・千代丸以来、史上9組目。剣翔、大奄美(ともに追手風)は5場所ぶりの幕内に返り咲いた。

 昨年初場所で初優勝した徳勝龍(木瀬)が幕内を陥落した。幕内優勝者の十両降下は史上14人目で優勝場所から5場所で陥落は最速。

 新十両は同期生の2人。貴健斗(常盤山)が熊本県から19年名古屋場所の竜虎以来戦後34人目、武将山(藤島)が茨城県から18年初場所の天空海以来戦後22人目となる。

 錦富士(伊勢ケ浜)が2場所ぶり、一山本(二所ノ関)が7場所ぶりの再十両。

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