鈴木が日本新、初の4分台で優勝 びわ湖毎日マラソン

 男子マラソン日本記録の変遷
 びわ湖毎日マラソンで、日本選手として初の2時間4分台となる2時間4分56秒の日本新記録を樹立し、笑顔でポーズをとる鈴木健吾=28日、大津市皇子山陸上競技場(代表撮影)
 2時間4分56秒の日本新記録をマークし、優勝した鈴木健吾=大津市皇子山陸上競技場
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 びわ湖毎日マラソンは28日、大津市皇子山陸上競技場発着で行われ、25歳の鈴木健吾(富士通)が2時間4分56秒の日本新記録で初優勝を飾った。日本人初の2時間4分台で、従来の記録は東京五輪代表の大迫傑(ナイキ)が昨年3月に東京でマークした2時間5分29秒だった。

 鈴木は2011年のウィルソン・キプサング(ケニア)の大会記録も1分17秒塗り替えた。日本勢の優勝は02年の武井隆次以来、19年ぶり。鈴木は先頭集団が3人に絞られた36キロすぎでスパートし、35~40キロは14分39秒と終盤もハイペースを刻んで逃げ切った。

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