全柔連でパワハラ疑惑、公表せず 威圧的な言動、前事務局長退職

 全日本柔道連盟(全柔連)の前事務局長が複数の職員に対して威圧的な言動を繰り返すなどパワーハラスメントが疑われる行為を繰り返していたことが26日、関係者への取材で分かった。全柔連のコンプライアンス委員会は事案を調査し、前事務局長は1月に自己都合を理由に退職したが、詳細は公表されていなかった。

 日本オリンピック委員会(JOC)の会長も務める山下泰裕・全柔連会長が同日午後に東京都内で報道陣に経緯を説明する。

 関係者によると、全柔連の事務局で昨春に発生した新型コロナウイルスの集団感染の原因を調べる過程で前事務局長によるパワハラの疑いが発覚した。

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