豊山 第1子誕生を明かす 家事奮闘も「イクメンっていう言い方好きじゃないんで」

正代(右)をのどわで押し込む豊山(代表撮影)
 豊山(左)の押しをこらえ左差し手を狙う正代(代表撮影)
 豊山(右)を組み止める正代(代表撮影)
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 大相撲の幕内豊山(27)=時津風=が25日、昨年10月に第1子となる長男が誕生していたことを明かした。コロナ禍のため自宅で家族と過ごす時間がほとんどで、愛息を毎日お風呂に入れ、料理など家事もこなす“イクメン”。ただ「イクメンって言うと怒られる。世間的にあんまりね。イクメンって言い方、僕も好きじゃないんで。やってあげてるんだって感じで。僕よりも向こう(真梨絵夫人)が大変なんで」と発言。好感度を上げまくった!?

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長による女性蔑視発言が猛批判を浴びたが、豊山は鑑(かがみ)。「平成と昭和の差ですよ。自分もコロナじゃないとこんなことやってないと思うんで。ずっと東京にいますし、そういうことをできる時間があるからやっています。向こう(愛妻に)に当たり前だって言われたらそれまでなんで」と、説明した。

 愛息が生まれ気持ちも変わった。「(現役を)長くやりたいなと思うようになりました。入った時からいつ終わってもいいくらいの気持ちでやってたんですけど、なかなか欲が出てきましたね」と、語った。

 コロナのため、病院で愛妻を見舞えず、出産の立ち会いもできなかった。最初は「本当に親になったのかな」と実感はなかったが、一緒に過ごすうちかわいくて仕方がない。

 自身は4500グラムで生まれたが、愛息は「2500グラムくらい」だった。「非力な子なんだなと思ってたら、全然、関係なかった。もう7キロくらいあるんで」と、すくすく成長中なのだ。

 そろそろ離乳食のため、夫人と愛息は実家に里帰り予定。春場所(3月14日初日、東京・両国国技館)は、自宅で1人となるが、「自分は相撲に集中します。1人だと離乳食は大変だと思う」と、思いやった。

 この日は都内の部屋で兄弟子の大関正代と相撲を取り1勝8敗。星数は上がらなかったものの、立ち合いから圧力で押し込む場面も多く、本来の力が戻りつつある。

 「あとは結果が伴えば。1年ぶりに勝ち越せるように頑張ります」と、家族のためにパパは奮闘する。

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