ロコ・ソラーレ 五輪“王手”かけた 藤沢五月「自分たちのカーリングで戦いたい」
「カーリング・日本選手権」(13日、稚内市みどりスポーツパーク)
決勝トーナメントが行われ、女子は平昌五輪代表で1次リーグ1位のロコ・ソラーレが、同2位の北海道銀行を9-4で退け、五輪切符に“王手”をかけた。決勝では準決勝に回って中部電力を8-2で下した北海道銀行と対戦する。
女王が盤石の形で、五輪切符に“王手”をかけた。1次リーグから7戦負けなしで決勝進出を決めたロコ・ソラーレのスキップ藤沢五月は「いい形で試合ができている。北海道銀行さんもプレッシャーをかけてきたけど、我慢して、戦えた」と笑顔で振り返った。
この日は前半、氷の状態を読むアイスリーディングに手間取った。「ちょっと混乱していた」。それでもスイーパーの奮闘もあり、序盤にリードを奪うと、中盤に追い付かれたが、最後はしっかりと氷を読み切り、終盤に突き放した。“横綱カーリング”だった。
2大会連続五輪代表は目前。藤沢は「自信を持って、集中力を切らさずに、自分たちのカーリングで戦いたい」と意気込んだ。