TM軽井沢、高校生にヒヤリ逆転勝ち プレーオフ進出決めた

 「カーリング・日本選手権」(11日、稚内市みどりスポーツパーク)

 1次リーグが行われ、男子は2020年準優勝のTM軽井沢が高校生チームの常呂ジュニアに8-7で逆転勝ちし、3勝2敗とした。女子は20年3位の北海道銀行が中部電力に8-6で勝って3勝1敗。今大会で女子のロコ・ソラーレと男子のコンサドーレが優勝すれば、日本が今後の大会で22年北京五輪出場枠を獲得した場合の北京五輪代表に決定する。

 大逆転劇で、ここまで全勝だった高校生チームをねじ伏せた。4-7で迎えた第10エンドで一挙3得点。延長戦に持ち込むと、第11エンドでは不利な先攻で1点を奪い、勝利をつかんだ。18年平昌五輪代表の両角友佑は「ホッとしました」と表情を緩めた。

 アクシデントも乗り越えた。第8エンド、両角友の最終投でストーンにごみが絡み、2点を奪えたはずが1点どまり。差を縮められず「一回負けましたね(笑)」。それでも次エンドからは石を変えて仕切り直し、逆転につなげた。「その後はよく決まった」とうなずいた。

 上位4チームが進むプレーオフの進出も決め「まずは一安心」と胸をなで下ろす。何としても優勝し、北京五輪出場への道をつなぐ。

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