初場所Vの大栄翔 感謝の米1トン贈る!母校凱旋で約束

 大相撲初場所で初優勝を果たした幕内大栄翔(27)=追手風=が5日、母校・埼玉栄高に凱旋し、優勝を報告した。自身の「原点」と言う同校相撲部には2020年の新関脇昇進時に米600キロを贈っているが、「その時よりも多く、1トンくらい贈れれば」とV御礼の米1トンを約束。ド~ンと“大台”に乗せ、感謝の心を示す。

 恩師・山田道紀監督の教えを今も刻む。「感謝の気持ち、思いやりを3年間学んだ。今でもそういう気持ちで相撲に取り組んでいる」と恩返しできたことが何よりうれしい。

 同校では元大関豪栄道(現武隈親方)、大関貴景勝に続く3人目の賜杯。2年までちゃんこ番だった子が地道な努力の末、3年時にレギュラーをつかみ、全国3位となった。

 山田監督は「こんな日が来るとは思っていなかった。辛抱強い子だったので花が開いた」と感激。後輩たちに励みとなっている。

 大栄翔は「(自身は1、2年時に)絶対に強くなる、レギュラーに入って優勝すると強く思っていた。(後輩たちも)あきらめずやってほしい」とエールを送った。

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