野口みずきさん 自らの日本記録更新ならず「当日朝までソワソワしていた」
「大阪国際女子マラソン」(31日、長居公園)
女子マラソン日本記録保持者の野口みずきさん(42)がテレビ解説を務めた後、取材に応じた。
東京五輪代表の一山麻緒(23)=ワコールが2時間21分11秒で優勝し、同代表の前田穂南(24)=天満屋=は2時間23分30秒の自己ベストをマーク。2005年9月のベルリンで自らが出した2時間19分12秒の記録更新はならなかった。
野口さんは「前半は日本記録が出るかもしれないとソワソワしていた。当日朝までソワソワして、やっぱり意識しているのかと」と心境を打ち明けた。
一方で「一山選手、前田選手は、これから女子マラソンが強くなるために必要な存在。(他の選手は)刺激をもらえると思う。時計がちょっと動き出したような感じ」と評価していた。