坂本花織が“自己ベスト”首位発進 ステップで課題克服のレベル4評価も
「愛知国体・フィギュアスケート成年女子」(29日、ガイシプラザ)
フィギュアスケートの成年女子ショートプログラム(SP)は、3月の世界選手権代表に内定している坂本花織(兵庫・神戸学院大)が78・45点で首位発進した。2位は69・48点の川畑和愛(東京・早大)。
得意のジャンプはもちろん坂本がステップでも魅せた。11月の西日本選手権以降3戦続けて最高評価のレベル4は得られず。23日に振付師のブノワ・リショー氏と微調整し、今大会を迎えていた。
「成果が出ていたらいいなと思って一生懸命やった」。課題を克服するレベル4評価をもらい、ISU非公認ながら“自己ベスト”で首位発進。「よかった。驚きです」と満面の笑みを浮かべた。
代表に内定している3月の世界選手権へ向けては「世界選手権につながる演技をこの国体でやって、世界選手権では自分の演技をしたい」と話した。